- ぼくらの秘密基地
- 無料
- 提供:COCOSOLA
- バージョン:1.0.4
- サイズ:16M
- 評価(IOS):☆3.5 (2,945件)
- 評価(Android):☆3.6 (3,567件)
※掲載中のゲーム情報は記事作成時点でのGooglePlayの内容を元に作成しています。
やってみた感想
とりあえずやってみた
暑い日差し、賑やかなセミの声、仲良しだった友達、そしてみんなで作った秘密基地。
プレイしていると、思わず子どもの頃の夏休みの記憶が蘇ってくるアドベンチャーゲーム「ぼくらの秘密基地」。しかしこのゲームはただノスタルジーを刺激するだけでは終わらない。秘密基地が出来上がってくるうちに、物語は次第に不可解で不気味なものへと展開していくのだ。
楽しい記憶を刻んだはずの日記に紛れ込む、不穏な言葉。秘密基地に忍び寄る不審な影。中盤以降の、どう考えてもイヤな予感しか覚えない狂気をはらんだ演出に、プレイヤーは思わず背筋を冷たくするだろう。
最後までプレイすると何となく物語の概要が掴めてくるが、ゲーム中でその真相がはっきりと説明されることはない。
一度目は何も考えずにゾッとする感覚を楽しみ、二度目以降のプレイで自分なりに考察しながら進めていくと面白い。
ゲームを進める手順としては、秘密基地を完成させるために必要な丸太やロープなどの材料を確保する「集める」、その材料で実際に秘密基地を作っていく「作る」、この二つボタンをタップするだけという、ごくシンプルなものだ。それぞれの作業は完成するまでに少々の時間を必要とするので、のんびり気長に進めていこう。
秘密基地が出来上がっていくに従って、木の上でジュースを飲んだり、みんなでダンスをしたりといったイベントが発生し、日記も更新されていく。
そしてブランコが完成したあたりから、日記の様子が不穏なものに変わっていく。これから起きる「何か」をひどく恐れているような様子に、プレイしているこちらまで恐怖心を煽られる。
さらに、いつの間にか秘密基地の画面にも変化が起きている。後ろのほうの木に隠れて、不気味なウサギの着ぐるみがこちらを見つめていたり、なぜか材料集めを手伝わない二人組みの影が妙な動きをしていたり、気づけばさんさんと晴れていた天気も崩れていたり……。
そして終盤に畳み掛けてくる衝撃的な出来事、そして結末。
一体彼らに何が起こったのか。色々と想像を膨らませる余地のあるストーリーになっているので、何度もプレイして自分なりの解釈で真相を解き明かしてみよう。
やってみた動画
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