- 僕の右目は君にあげる~吸血鬼の恋~【泣ける育成ゲーム】
- 無料
- 提供:株式会社HONESTLOG
- バージョン:1.0
- サイズ:34M
- 評価(IOS):☆4 (28件)
- 評価(Android):☆3.9 (19件)
※掲載中のゲーム情報は記事作成時点でのGooglePlayの内容を元に作成しています。
やってみた感想
とりあえずやってみた
ほんの偶然から始まった、傷を負った吸血鬼と盲目の少女の出会い。少女の盲目ゆえに無垢で純粋な心が、吸血鬼の乾いた心を少しずつ癒していく。
「僕の右目は君にあげる~吸血鬼の恋~」は、そんな二人の心の交流を描いた育成ゲームだ。
といっても育成を楽しむタイプのゲームではなく、主人公の吸血鬼に魂を食べさせながら成長させ、成長に合わせて少しずつストーリーが開放されていくという仕組みになっており、あくまでもシナリオを重視したゲームである。
その「ストーリーが少しずつ開放されていく」という所だが、プレイ中は早く先が読みたいのでもどかしくも感じたが、終わってみると、プレイに一定のテンポを与える大切な要素だったようにも感じた。というのも、やはりこの手のゲームは一気に文章だけ読んでしまうと味気ないのだ。読み手を少し焦らすくらいのテンポが結果的にはちょうど良かった。
またBGMや成長につれて姿が変わっていく吸血鬼など、没入感を高める演出も良かった。
基本的には画面上の人間の魂をタップして食べさせることで吸血鬼を成長させ、その成長に合わせてストーリーが進んでいくという手順になる。
魂は時間経過で湧いてくるので、多少の待ち時間を必要とする放置型ゲームの要素もある。「先が気になる!」と焦れるかもしれないが、上でも述べたように、むしろそれくらいのテンポが先を進めるモチベーションにもなってちょうど良いので、焦れることすらプレイの一環と思って楽しむことをオススメする。
吸血鬼と少女の交流が進んでいくと、やがて二人は一緒に暮らすことになる。二人の間で育まれていく絆、そして相手を好きだと思うからこそ生じるすれ違いや葛藤。吸血鬼というファンタジーな存在でありながらも、丁寧に心情が描写されることで、プレイヤーは自然と感情移入してしまう。
そして終盤、プレイヤーには重要な二つの選択肢が提示され、その選択に応じてエンディングが分岐する。是非最後までプレイして、二人の行く末を見届けてほしい。
今まで見たストーリーは後から見返すこともできるので、何度でも感動のストーリーを楽しもう。
やってみた動画
なし
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