- アリスの精神裁判
- 無料
- 提供:ESC-APE by SEEC
- バージョン: 1.1.1
- サイズ: 39M
- 評価(IOS):☆5 (2,247件)
- 評価(Android):☆4.7 (4,097件)
※掲載中のゲーム情報は記事作成時点での内容を元に作成しています。
やってみた感想
ゲーム概要
不思議の国のアリスの影響を受けたゲームというのは数多くありますが、この「アリスの精神裁判」も、その一つといえるでしょう。
始まりは、突然の処刑宣告から始まります。
主人公は当然反論しますが、相手は(まだビジュアルが見えないですが)
こう返して来るのです。
「処刑が先、推理は後」と……。
そんな狂った裁判なんてないわ、と反論している中、主人公は目を覚まします。
夕日射す、放課後の教室、主人公アリスは机に突っ伏して寝ていました。
黒板には、「不思議の国のアリス」を思わせる言葉が書かれています。
黒板の右横のボードには、首切り、クロケットなど「普通の」時間割が。
とても普通ではありませんが、主人公に「普通」と言われてしまっては、ええ、普通と納得するしかないですね。
システムとしては、脱出ゲームに裁判ゲームを掛けあわせたようなものになっています。
画面にある気になるものをタップして調べる、が基本の動作。
時々人がいることがあるので、その場合は、人から話を聞くこともできます。
今持っている所持品を突き付けて、情報をさらに聞き出すことも可能です。
なお、同じ場所でも、少し経ってから来てみると、別の人物がいたり、消えていたり、
新しい道具があったり、文字が異なっていたりしますので、
「一度話しかけたしな」と思わず、足頼り(指頼り、でしょうか?)の捜査が必要となります。
白ウサギが死んだ。
殺したのは誰なのか。
決めつけで赤の女王が犯人にされ「処刑」そうになるところを、主人公のアリスは止めます。
赤の王様が裁判長をする「精神裁判」で、イカレ帽子屋の検事に対して、アリスは弁護人を務めることに。
そして、見事、赤の女王の容疑を晴らすと、
次なる犯人、「処刑」されるのはアリスということに……?!
雰囲気は、昔に流行った(今はリメイクや移植も出ている)
歪みの国のアリスのインスパイアを受けている印象です。
切ないオルゴールや、情緒的なお話、リドル(謎解き)めいた言葉などが印象的でした。
グラフィックも綺麗で、キャラクターもひとりひとり個性があり、
次から次に読み進めてしまいます。
特に時間制限やスタミナ制限はないので、
ステータスである精神力が尽きない限りは
(これも動画広告を見ると回復しますが)読むことが出来て嬉しいですね。
次々明るみになっていく真実に、アリスや、他の登場人物の言動や態度も変わっていきます。
エンディングは一つのみです。
クリアすると、タイトル画面が変化します。
ゲームレビュー
アドベンチャーゲームに、某逆○裁判を重ねたようなシステムです。
はじめは、主人公の回想から始まります。
どんどん文章を読み進めていくと、自由に移動が出来るようになります。
(移動できる場所は物語の進行によって増えます)
移動可能範囲で、マップに対して気になる場所をタップして調べたり、
人がいる場合は話しかけたり、証拠品をつきつけて情報を引き出したりしていきます。
移動するごとに精神力を消費します。
また、間違った証拠品を突き付けても消費します。
精神力がなくなるとゲームオーバーになり、主人公のアリスが力尽きてしまいます。
(ある程度章が進んでいても、章の始まりからスタートすることが出来るので安心です)
オートセーブで、好きな時に好きなだけ読むことができますが、
バックログ(読み返し)機能はないので、ある程度まとまった時間がとれるか、
リアルにメモをとっていくことをオススメします。
精神力が尽きていない限り、閉じたところから再開できます(オートセーブで保存されたところから)
しかし精神力の減少も引き継ぐので注意が必要です。
精神力は、動画広告を見ることで3割程度回復が可能です。
(スキップしてしまうと意味がないので、ご注意を)
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